9. BH3-onlyタンパク質のBidは,核内においても機能していた
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定常状態において、Bidは主として細胞質に存在している 2005年に、このデスレセプターからの経路とは別に、DNA損傷時の応答にBidがかかわっていることが示された
このチェックポイント機能にはATMによるBidのセリン61とセリン78のリン酸化が必要であり、ミトコンドリアにおけるアポトーシス誘導時に必須なBH3ドメインは必要とされない これまでミトコンドリアにおける機能のみに焦点が当てられて研究されていたBidが、核において、いかにして細胞周期チェックポイント機能を果たしているのか、今後の研究結果が待たれる